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建設企業ではたらく先輩外国人から
ひとこと

日本在住で建設企業の現場ではたらく特定技能外国人の皆さんの、普段の生活や会社でのエピソードを紹介します。

画像:チョウさん

日本の海や山に感動!仕事も休みもたのしむチョウさん

中国ではアーク溶接の仕事をしていました。しかし、子どもの学費が高く、もっとお金をかせぎたいと思って、2017年に日本へやってきました。

今の会社では特定技能1号になり、社員旅行にもつれて行ってもらえるようになりました。
前回は沖縄へ行って、はじめて日本の海をみることができました。
わたしが育ったまちには海がなかったので、こんなにもきれいなのかとおどろきました。旅行のとちゅうで食べたくだものも、とてもおいしかったです。

休みの日のたのしみは、山のぼりです。
ひとりで高知県内やほかの県にでかけて、一人で山にのぼり、体をきたえています。
一番きれいだったのは愛知県の山でしたが、もっと美しい山をさがしてチャレンジしたいと思っています。

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画像:ヨウさん

仕事の資格や車の免許をとるためにがんばり続けるヨウさん

うまれ育った中国では、ふねをつくる会社ではたらいていました。
そのあと、飲食店をはじめたかったのですが、夢をあきらめ、次は海外でチャレンジしようと思い、日本へきました。

日本にきて、一番おどろいたのは、雪がたくさんふることです。
福島県にいたときに、1.5mほどの雪がふりました。中国のふるさとでは30cmくらいしかつもらないので、とても印象にのこっています。
あとは、新潟県で食べたカニも思い出になっています。しゃぶしゃぶにして食べたのですが、本当においしかったです。

日本語をおしえてくれたのは、クレーンのオペレーターの方でした。
そのかわり、わたしはパソコンのつかい方をおしえていました。
今後はもっと勉強して、仕事でつかえるたくさんの資格や、車の免許をとることにちょうせんしたいです。

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画像:ソンさん

全国めぐりをたのしみながら、技術をみがき職長を目指すソンさん

2015年に中国から日本へきました。ずっと海外ではたらきたいと思っていて、中国からちかい日本をえらびました。
来日してまず思ったのは、まちがきれいで、山にはみどりがいっぱいあり、美しいということです。
日本にきて、はじめて空気をすったとき、本当においしいとかんじました。

仕事では、全国の現場に行って作業をしています。
北海道や東京など、さまざまなまちをみることができるし、仕事がおわったあとは、観光もしています。
北海道の動物園がとてもたのしくて、熊をみて感動したのをおぼえています。

わたしは、人生はずっと勉強だと思っています。
だから、これからも自分の技術をもっとみがいていきたいのです。
そして、今の会社で職長になることを目標にしています。

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画像:ユさん

日本で約8年はたらいて、特定技能になる夢をかなえたユさん

ずっと妻や子どもを日本によびたくて、特定技能2号をめざしてがんばってきました。
二人目の子どもがまだ4さいなので、まだまだ仕事をがんばるつもりです。

会社の人たちとはとてもなかがよくて、旧正月のときは、餃子やパンをたくさんつくり、いっしょにおいわいをしました。
よくいっしょにお酒をのんで、だいすきな焼酎をたのしんでいます。

静岡県には富士山があって、とてもきれいです。
中国にも大きな山はいくつもありますが、富士山はまたとくべつで、とくに雪がふったときは本当に美しいと思います。
みなさんにもぜひみてほしいですね。

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画像:ヤンさん

中国人やベトナム人に仕事をおしえる、家族おもいのヤンさん

2007年に中国から日本へきて、技能実習生としてはたらき、今は特定技能1号になりました。日本は道路がきれいでべんりだし、日本人の性格もとてもやさしいです。
また、中国とはちがってはたらく時間がきちんときまっていて、休けいもしっかりとらせてくれます。

今はわたしが中国人やベトナム人をおしえるようになりました。
中国人には言葉がつうじますが、ベトナム人があいてだと言葉がつうじなくて、日本語で伝えています。でも、まだおたがいに日本語がうまくないので、「わたしのまねをして」といっておしえています。今ではベトナム人たちともなかよくなりました。

目標は、家族を日本へよぶことです。
私も47さいになり、これからは自分のためだけではなく、これまでいじょうに家族につくしたいと思っています。

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画像:フーさん

日本で10年以上はたらき、職長を目指してがんばるフーさん

日本については、テレビやインターネット、また日本ではたらいたことのある友人たちから話を聞いて知りました。写真などをみると、とても美しい国で、それで興味がわいて「行ってみたい!」と思うようになりました。

ベトナムで日本語を勉強してきましたが、わたしがはたらいている大阪府には方言があります。標準語とは話し方がちがって、おぼえるのに少し苦労しました。でも、だんだんなれてきて、今では標準語と「関西弁」で、使い分けができるようになりました。

日本にすんでもう10年以上になりました。今は特定技能2号になり、家族もよべるようになって、日本で生活できるお給料ももらえています。仕事では、主任をまかせてもらえるようになりましたが、これからは職長として現場をまかせてもらえるようになりたいです。

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画像:クエットさん

ベトナムにいる家族に家をたててあげることが目標のクエットさん

学生の頃、建設業に興味があったので、いつかはたらいてみたいと思っていました。あるとき、インターネットで日本のことをしらべると、日本人はまじめでやさしいということを知り、それなら日本にいって建設業を学ぼうと思ったのが来日したきっかけです。

日本へ来てみると、会社の人たちが本当にやさしくて、現場での仕事の進め方をわかりやすくおしえてもらえました。今では現場をまかせてもらえています。はじめてまかされたのは3階だてのビルで、うまく仕事を進めることができ、ほめてもらえたときはとてもうれしかったです。

特定技能2号になって、車の免許をとることもできました。日本の教習所にはベトナム語で試験を受けられるところがあるので、むずかしくはなかったです。今は、後輩たちに仕事をおしえることもしています。このままがんばって、ベトナムにいる家族に家をたててあげたいです。

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画像:イッフサンさん

インドネシアで屋台を大きくするという夢をおいかけているイッフサンさん

わたしは日本で道路のレベリングや舗装の仕事をしています。
特定技能になったのは、日本で自由に生活し、自分でアパートを借りたり、車の免許をとったりできるようになりたかったからです。
日本での生活は、はじめこそ文化や習慣のちがいにとまどいましたが、せんぱいやなかまたちがとてもやさしく、すぐになじむことができました。

仕事はたいへんですが、やりがいがあります。
思い出にのこっているのは、大きな台風のあとにおこなったポンプ作業です。
道路やトンネルが水びたしになっているなかで、チームで協力して作業をすすめました。すこしこわかったですが、この経験を通じて、自分の成長を感じました。

将来は、インドネシアにもどって、友人にまかせている屋台ビジネスを大きくしたいと思っています。
あまいおかしを売っていて、今はちいさな屋台ですが、これをもっと広げて成功させるのが目標です。
日本での経験が、必ず夢の実現に役立つと思って、日々がんばっています。

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画像:アインさん

ベトナムで日本の"食べ放題"焼肉をはじめたいというアインさん

日本ではたらきはじめたころ、いっしょにはたらく日本人は親切だし、仕事でわからないことがあったら助けてくれたので、この会社に入社してよかったと思いました。

結婚したとき、ベトナムと日本の両方で結婚式をあげたのですが、日本の式には社長にきてもらいました。
とてもよろこんでくれて、たくさんいわってくれたので本当にうれしかったです。

わたしの夢は、焼肉のレストランを立ち上げることです。
日本で食べ放題の焼肉店に行ったことがあって、お店のデザインや味つけを参考にしようと思っています。
日本の焼肉は本当においしいので、絶対にベトナムでも人気が出るはず。
かならず成功させたいです!

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画像:ヒエップさん

特定技能2号になり、日本での家族旅行を夢みてがんばるヒエップさん

日本ではたらこうと思ったきっかけはアニメでした。
有名な日本のアニメをたくさんみて、それでどんどん日本に興味がわいて、行ってみたいと思うようになりました。

でも、日本にきたばかりのころは、日本語もあまりわからない、仕事のすすめかたもわからない。
仕事をして、ごはんを食べて、日本語を勉強する毎日のくりかえしで、少しつらいと思ったときもあります。

でも今は、日本語をがんばったおかげで、電車にも乗れるようになりました。
休みの日はスマートフォンでしらべて、東京タワーや大阪などへ行ってたのしんでいます。
目標は特定技能2号になることで、日本で結婚をして子どもをそだて、家族みんなでいろいろなところに旅行したいです。

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画像:ロンさん

日本で長くはたらくために、家を買うことを目標にしたロンさん

高校生のとき、家のちかくにすんでいた、日本ではたらいたことのある年上の人たちから「日本はとてもいいところだよ」とおしえてもらいました。それを聞いて、わたしやわたしのともだちは、高校を卒業したら日本へ行こうときめました。

山之内工建ではたらくために、社長の面接を受けたのですが、失敗しないように何回も自己紹介のれんしゅうをしました。名前やねんれい、すんでいるところ、母や父の名前、趣味、目標など、日本語でいえるように準備していたのがよかったみたいで、無事に受かることができました。

今の目標は日本で家を買うことです。日本で長くはたらきたくて、子どもも日本の学校にかよわせる予定で、ベトナム語と日本語、どちらもおぼえてほしいと思っています。仕事では、ベトナムからやってくる後輩たちをおしえることにも力を入れていきたいです。みなさん、日本でおまちしています。

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画像:クイさん

一番の思い出は、日本のおまつりで「みこし」をかついだことだというクイさん

建設業の仕事には、ものをつくりあげるというたのしみがあります。
日本にきてからは先輩のロンさんに仕事をおしえてもらいました。ベトナムですんでいたところがちかかったこともあり、やさしくサポートしてくれたので、とてもわかりやすく、スムーズにおぼえることができました。

日本での思い出のなかでも一番たのしかったのが、おまつりで「みこし」をかついだことです。
日本の伝統的な服である「はっぴ」をきて、日本人のなかにはいってかみさまの乗り物といわれている「みこし」をみんなでかつぎました。
そして、町のなかをかけごえをあげながら歩いたことは、とてもたのしい体験でした。

今は特定技能2号になるための勉強をしていて、会社のみなさんにもサポートしてもらっています。
かならず期待に応えて、目標を達成したいと思います。

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